2020年4月27日月曜日

同じ日の繰り返し

早いもので4月も終わりが近づいてきました。
みなさんはどのような新年度をお迎えになったのでしょうか。
緊急事態宣言が発せられ、リワークの対応も大きく変更することになりました。
現在は個別の対応がメインとなっています。



近況報告を最初に聞いていますが、多くのメンバーさんが「生活リズムが崩れてきた」「運動不足で…」と今までの生活リズムを維持することに苦戦されているようです。
外出先も近所の散歩やスーパーへの買い物などに限られており、気分が滅入る日々が続いていますね。



前のブログにもあるように読書や映画観賞などで別世界を体験してみたり、健康を考えてバランスのいい料理を作る、運動がてら大掃除をしてみる、外出できるようになったらしたいことリストを書き出して見る等、普段忙しくてゆっくり取り組んでいないことにチャレンジして見るのはいかがでしょうか?



何もせずにぼーっと過ごす、受動的にTVや動画、ネットサーフィンではあっという間に1日が過ぎ去ってしまいます。
どんなことでもいいので積極的に「これをしよう!」と1つでもこなしていければ1日の充実感はあがるのではないでしょうか?
「あんなに時間があったのにコレしとけばよかった…」と後悔するより、時間を有効活用していきたいものですね。



今一度生活を見直して、体調を崩さないよう朝起きたら顔を洗う→服を着替える→朝食食べる→日光を浴びる!をお勧めします。細かな順番は気にしませんが…^^;
規則正しいリズムへと少しずつ戻していきましょう。

2020年4月23日木曜日

こころを豊かにする“読書”

コロナウイルスの影響は様々な分野に広がり、なかなか収束への目処が立たない状況ですね…。今は、感染しないため、感染させないためには、外出を自粛し、人との接触を減らすことが求められています。
リワークでも、参加されている方々の安全を第一に考え、通常の集団での活動を一時休止しています。現在は、個別面談や個別作業のみの活動を行っている状況です。

さて…
自宅で過ごすことが多くなり、“誰か”とではなく、“個人”で過ごす時間がおのずと増えていると思います。何かしなければいけないわけではありませんが、何をしよう・・・と悩むこともありますね。

私は“読書”の時間が増えました。そこで、読書について、勝手ながらこちらに書いてみようと思います。

「本が好きだ!」という方には、読書はわくわくする時間や充実した時間と感じられるかもしれません。一方で、「本はあまり好きじゃないかな…」という方には、時間がかかるし、苦行だよ〜と感じられるかもしれません。

皆様はいかがですか?
リワークでは、「さぁ、読書をしましょう!」というプログラムはありませんが、個別作業の際に読書をされている姿や、休憩時間に最近読んだ本を紹介したり、その紹介を聞いていたり…されている姿を見かけます。“本が好き”や“本を結構読むよ”という方だけでなく、多くの方にとって、「読書」もしくは「本」は身近に存在していることだと私は思います。

では、読書がもたらす効果には、どのような事が挙げられるでしょうか。

メジャーな所で言うと、語彙が増える、文章力が高まる、偉人の考えを知ることが出来る、気分転換や趣味の時間になる…など、たくさんのことが挙げられていると思います。“年収”と“本を読む量”が比例しているなんていう話も耳にします。

さまざまに挙げることが出来ますが、私が思う読書の効果は…
「自分を知る」こと、そして「こころを豊かにする」ことです。

私の恩師がよく言っていた言葉があります。それは、「小説がおすすめだけれども、どんな本でも良い。本を読みましょう。本を読んで、人を知る。そして、自分のこころがどんな反応をしたか観察してみて。それが、人との関わりの中で生きてくる」です。

本といってもさまざまな種類がありますが、例えば小説。
小説を読んでいると、知らない間に、あたかも自分が主人公になったかのように一喜一憂していることがあります。もしくは、主人公のライバルとして描かれている登場人物を主人公よりも応援していることがあります。主人公に、もしくは別の登場人物に共感しているのだと思います。
また、ストーリーを追う中で、腹立たしい気分になることや、悲しくなること、愛おしく感じることなど…いろいろあります。そして、自分には、こんなにたくさんの感情があるのだと気付かされます。また、こんな気持ちになるのか…と自分自身のこころの動きを知ることになります。
でも、どうしてか、同じような感情ばかり出てきて、見えてこない感情があることにも気付かされます。見えてこないというのは、自分が気づいていないということではなく、自分が取り扱うことを苦手としている感情のことです。

どろどろした気持ちや、そういった人間関係に抵抗がある方は、それを避けたい。つまり、自分の中で取り扱えない、抱えられないから、触れやすいハッピーなストーリーを選ぶことが多くなるかもしれません。恋愛物でドキドキしたい方は、きっとそういった気持ちを取り扱うことを得意とされているのだと思うので、抵抗なく楽しく読まれると思います。一方で、他者がハッピーになることを妬ましく感じる自分がいると、そういった小説とは距離が遠いかもしれません。
恩師の言葉の“人を知る”には、他者のことだけでなく、自分自身のことも含まれていると私は考えています。自分がどのような場面で共感するのか、自分が何を求めて、もしくは何を避けて本を読んでいるのかを知ることは、自分自身がどのような場面を得意(苦手)としているかを自分で把握する(自分を知る)ことでもあると思います。

もう一度小説を取り上げてみます。小説の中の主人公は、私達がさまざまに感じているのと同じように、さまざまな感情を見せてくれます。その中には、共感しやすいものもあれば、自分にとって親しみのない感情も出てきます。
共感しやすい感情は、こころを揺さぶってくれるかもしれないし、感動を呼び起こしてくれるかもしれません。豊かに、こころを活動させてくれます。
親しみのない感情は、日頃触れることのない感情に、私達を出会わせてくれます。こころの中に新しい分野を登場させてくれます。すると、親しみのなかった、もしくは自分では取り扱いにくかった感情を、自分の中で取り扱えたり、親しみのあるものに変えてくれたりするかもしれません。

だから…
読書には、自分を知る(自分自身への理解を深める)効果や、こころが豊かになる(活動性を高めたり、新しい分野を登場させてくれたりする)効果があると、私は考えます。

リワークでは、自分を知る(自分への理解を深める)ことも復職への道筋として重要な事柄です。

集団でのリワークでの活動が休止し、個別での活動になった今、自分を知る、そして皆様のこころを豊かにする機会として、読書をしてみてはいかがでしょうか?
危機的な状況ではありますが、自宅で過ごす時間や個人で過ごす時間の少しの助けになると良いなと思います。

2020年4月14日火曜日

新型コロナウィルスの感染拡大を受けてのリワークの休止 〜心の中のリワーク〜

リワークプログラムCRESSも、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、4月7日(火)より、通常の集団プログラムを休止しています。

今回の新型コロナウィルスの感染拡大を受け、リワークプログラムCRESSでは、メンバーの皆さんの安全の優先と確保を第一に考えたいと思っています。

それと同時に、今回のリワークの休止によって、CRESSで復職に向けてともに取り組んでいた経験がなくなってしまう不安があるというメンバーさんの気持ちにも、CRESSは応えていく必要があると考えています。

私達スタッフは、メンバーの皆さんの安全を何よりも第一に考え、復職に向けたリワークでの経験をメンバーの皆さんにご提供する使命を果たしていきたいと思います。

CRESSの実施の仕方や形態について、スタッフで細心の注意を払った上で、ご提案していきます。


リワークは集団です。
集団でこそ経験できるものが、メンバーさんの大事な経験になる。
メンバー同士の心が触れ合い、お互いを知ることが、自分を知ることに繋がる。
それがCRESSが大事にしている姿勢でした。

しかし何という皮肉か、コロナウィルスにとっては、集団こそが感染に好都合なのです。

CRESSでは心の接触という経験を大事にしてきたのに、リワークという集団によってコロナウィルスの感染の危険性を増してしまう。


私たちは二つの世界を生きています。

一つは外の世界。

もう一つは心の中の世界。

心の中の世界は、外の世界と同じくらい、私達にとって現実性を持っています。

外の世界に、コロナウィルスが拡がっています。
外の世界に存在していたリワークも、そのウィルスの影響を免れることはできませんでした。
リワークルームでは感染拡大を防ぐために、お互いの座る間隔を遠ざけ、マスクを着用し、なるべく接触を避けるように工夫しなくてはなりません。

そして、外の世界のリワークは、一旦、休止になりました。

CRESSのメンバーにとって、リワークは生活そのものでした。
リワークルームでメンバーとともにプログラムを経験した現実が、今はなくなってしまったように感じるメンバーさんもいるはずです。

ともに経験し、話し合い、考えてきてた、外の世界に存在していたメンバーたちが、いなくなってしまった。会えなくなってしまった。
そう感じるメンバーさんもいるはずです。

しかし、心の世界にも、リワークは存在しています。

休止期間中に、リワークでの経験を感じることがありますね。

一人で部屋で過ごしているときに、あるメンバーさん言葉やスタッフの言葉を思い出したりすることもありますね。

リワークに通えない間も、生活リズムを大事しようとされています。

健康的に生活したいと思い、苦労しながらも、生活記録を書いています。


リワークでの経験を大事にされた皆さんは、外の世界のリワークが一時的に失ったように感じていても、心の中のリワークを失うことはありません。

心の中のリワークでは、多くのメンバーとスタッフが、皆さんと話し合っています。

心の中では、「接触すること」は「感染」ではありません。

それは、「支え」であり、「安心」であり、「成長」です。

皆さんがリワークで今まで取り組まれてきたことです。


2020年4月1日水曜日

映画鑑賞会



少しずつ暖かくなってきましたね。朝の気温もあがり、布団から出ることがそれほど億劫ではなくなってきたな~なんて感じています…
いつもであれば、春は日も長くなって暖かくなるのに加え、特に4月は新年度が始まる月でもあり、心機一転、気持ちも明るくなる気がします。
しかし、このところ世間はコロナウイルスのニュースで持ち切りです。なんとなく落ち着かず、見えないウィルスに心配な日々を過ごされている方もいるかと思います。また、イベント等も自粛が相次ぎ、なんだかリフレッシュする機会も少なくなっているように感じ、普段エンタメや芸術からもらっている力って大きいのだな~と実感しています。


そんな中、先日CRESSでは、映画鑑賞会のプログラムがありました。鑑賞する映画は、毎月テーマに沿った映画をメンバーさんに一人一本考えてきて頂き、その中から一本を選んで決定します。
3月は「仕事」というテーマで「シティハンター<新宿プライベートアイズ>」を鑑賞しました。鑑賞後は、メンバーさんから「懐かしい」という声が多く聞かれました。


皆さんに映画を紹介して頂くと、どんなストーリーや思いを共有したいのかが伝わってきます。他のメンバーさんがどんなことに関心を持っているのか、また、どんなものが好きなのを知るきっかけにもなると思います。
映画鑑賞って復職となんの関係があるの?と一見思う方もいるかもしれません。しかし、思いを共有したり他者を理解することは仕事をする上でも大切だなと感じることは多くある気がします。また、CRESSで出会ったメンバーと同じ映画・時間を共有するということ自体、とても大事な機会だな~と感じます。


来月の映画鑑賞会は、皆さんにとってどのような体験となるでしょうか。次回も楽しみにしています。

2020年3月17日火曜日

対話することの大切さ

世の中「コロナ」一色になっています。「敵」の正体が見えず、先が見えない状況でどうしても不安感が募ってしまいますね。身の安全を守るためには正しい情報を得ることが大事なのですが、今はむしろ情報は大量にあふれていて、それらをどう取捨選択して、正しい行動を選択するのかという難しさがあります。
そこで再確認したいのが、コミュニティの中での対話の大切さです。昔から人は井戸端会議のような身近な情報交換の場を持ち、「ああでもない、こうでもない」と話し合いをします。その中で自然に情報を整理したり、意思決定のヒントを得たりしているものです。今回のような社会全体の危機的状況だけではなく、仕事や家庭の悩みなど、個人的な状況をどう乗り切るかにおいても、対話の力は重要です。
リワークプログラムでもメンバーさん同士の対話の力を活用する機会があります。つらい、不安だ、といった気持ちも含めて、メンバーさんの前で気持ちを表現することがあります。それをきっかけに相互のやりとりが広がっていき、皆で「ああでもない、こうでもない」というプロセスを共有することによって、次第に混乱していた心が整理されていきます。ただし、心の表出には場の安全感が不可欠ですので、スタッフはその点をしっかり意識して、よい対話が行われるようサポートしていきたいと思っています。

2020年3月2日月曜日

感染予防

そろそろ春が近づいて気分も上がろうかという頃ですが、今年はそうもいかなさそうですね。
新型コロナウィルスに関して誤情報も飛び交っているようなので、私自身も注意しようと思います。



感染予防に手洗いうがい、不要不急の外出を控えることが今は大切と言われていますね。
それでも全く外出せずには生活も出来ませんので、免疫力が低下しないよう規則正しい生活を心がけたいものです。



規則正しい生活といわれると食事・運動と睡眠が思い浮かびやすいと思います。
温かい食事や香辛料を活用する、適度な運動で筋力をつけて基礎代謝をUPさせる、十分な睡眠時間の確保をする等は、体温を上げ免疫力を高める効果があると言われています。
ほかにも、まだ気温が不安定な時期を乗り越えるために衣服での体温調整やこまめな水分摂取など、あげていけば切りが無いですが自分の生活で整える必要があるところから一つずつ取り組んでもらいたいと思います。



リワークではセルフチェックのプログラムで生活の見直しを週1回行っていますが、習慣化するには短期間では難しいことを毎回感じています。
ぜひみなさんも、不安や不調を感じたときだけ生活を見直すのでは無く、日々の生活で意識してみてください。

2020年2月12日水曜日

ぎゅーっとかたまっている“体”と“心”ほぐしませんか?

ここ最近は、コロナウイルスの話題が世間を賑わせていますね。新型肺炎だけじゃなく、インフルエンザや風邪等も流行っています。今年は、暖冬の影響?か、花粉も昨年よりも8日、平均よりも14日早く飛んでいるようです。なんだか、気をつけたり、対策を取ったりすることが重なって、ゆったりした気分になりにくい日が続きますね。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回はリワークで行っているリラクゼーションについて書いてみようと思います。

何故かと言うと…。年明けからあまりゆったりした気分になれず、追われるような毎日を送っている気が私自身しているからです。先にも書きましたが、インフルエンザなど、気をつけないといけないことも沢山あって、なんだか“ゆったり”から遠ざかっているような気がするからです。私自身が…ですが。

リワークでは、水曜日の午後の時間に、「リラクゼーション」という時間を設けています。以前のブログで、筋弛緩法を書いたことがありました。今回は、同じリラクゼーションの時間に行っているCRESSの「ストレッチ」を紹介しようと思います。

からだが緩まると、“ぐっと”入っていた力が“すっと”抜けます。からだだけじゃなく気分面でも、どんよりから少し軽くなったように感じられる効果もあります。ぎゅーっとかたまっている“からだ”と“こころ”を一緒にほぐしてみませんか?


☆CRESS流ストレッチ☆

1. 深呼吸
手を組んで、上に伸びます。背筋をしっかりと伸ばすことがポイント。大きく息を吸い込みながら伸びて、息を吐きながら手を下ろしましょう。×3回。

2. 脇腹
腕を組んで、上に伸ばします。背筋を伸ばして、からだをゆっくりと左へ。左を終えたら、右側も同様に。

3. 腕
左肘を曲げて、右手で左肘に負荷をかけます。左を終えたら、右側も同様に。

4. 肩、腕
両手をクロス。肩から腕にかけて伸ばします。左右1回ずつ行いましょう。

5. 手首
右の手のひらを天井に向けて前方へ伸ばします。左手で、右手を反らせます。今度は、右手の手のひらを床の方へ向けます。手の甲側を伸ばします。左側も同様に。

6. 首
まずは、頭を前に倒します。床を見るようにして、後頭部を手でおさえて負荷をかけましょう。今度は、後ろに倒します。首の前側を伸ばしましょう。続いて、横です。左右順に横に倒して、首の横側を伸ばします。最後に、斜め前に首を傾げます。

7. 首
左右2回ずつ、大きくまわしましょう。

8. 肩
両肩に手を当てて、前後に3回ずつ回しましょう。肘で大きく円を描くイメージでまわすと良いです。

9. 肩
両肩をぎゅっと力を入れて、耳に近づくようにあげます。そして、すとんと落とします。×3回。

10. 全身脱力
椅子にゆったりと座ります。足は床から浮かせて、手も足も一斉にぶるぶると揺すります。

11. 深呼吸
 手を組んで、上に伸びます。背筋をしっかりと伸ばすことがポイント。大きく息を吸い込みながら伸びて、息を吐きながら手を下ろしましょう。×3回。



からだがすっきりした感覚があるかな?と思います。良ければ、ご自宅やお仕事のちょっとした合間にやってみて下さい。