2021年8月24日火曜日

残暑御見舞い申し上げます。

 以前、このブログで熱帯夜のことについて書きました。今年もこの時期に寝苦しい夜について話題として触れようと思っていましたが、予想外に涼しい日が続き、例年残暑厳しいお盆の時期のはずが、何とクーラーもつけずに寝ることが出来ています。日によっては明け方は肌寒さを感じるほどで、電気代も節約できています。

もちろん、いいことばかりではありません。この低温の原因となっているのは、観測史上記録的な大雨であり、全国各地で大きな被害が出ていて大変な思いをされている方が多くおられます。また、過去の冷夏の時のように、お米や農作物への影響も心配です。そうなると、ある程度の暑さや日差しはあったほうがよいということにもなりそうです。そもそも天候とは人間の都合でコントロールできるものではないことを、改めて今回感じました。思い通りにいかない状況に出会うと、どうしても人間は先行きが不安になったり、焦りや苛立ちが強まったりします。自分自身のコントロールもまた簡単ではありませんが、やはり日頃からイレギュラーな事態に備えて、何らかの心の準備をしておくことが大切なのかもしれません。

 

2021年8月6日金曜日

夏休み、太陽、生きる喜び

 夏の日射しが日に日に強まっています。


この季節になると、子供の頃の長い夏休みを思い出される方もいることでしょう。


子供の頃の夏休み。


あの夏の体験を思うとき、心と身体を満たす生き生きとした感覚がよみがえりませんか。


子供の頃の生き生きとした体験はどこから来るのでしょうか。


それは、信頼と愛情で結ばれた関係の中で、その関係を支えにしてこそ感じられるような、生きる喜びなのだろうと思います。


今は、COVID-19によって、夏休みの遠出さえ思うようにはできません。

しかし、信頼と愛情で結ばれた関係の中で、その関係を支えにしてこそ生きる私たちの命は、疫病によっても失われることはないでしょう。


リワークも夏休みに入ります。

長い休みの間は、それまで規則正しいリズムを作り出していたリワークに行くことができません。

自分で自分の時間を管理し、行動しなくてはいけません。

これが難しい。

多くの場合、長期休暇では、生活リズムが崩れてしまいます。

リワークがなくなる長い休みを、メンバーの皆さんがどう経験されるか。


それをまた一緒に考えたいと思っています。


休みの間に、リワークとの繋りがなくなるような不安を感じることがあるかもしれない。

孤独感や寂しさを感じることがあるかもしれません。


それは、そのメンバーさんが私たちとの何かの繋りを頼りにして、苦しい休職の時を過ごしているからだと思います。


そこに動いているのは、信頼と愛情で結ばれた関係の中で、その関係を支えにしてこそ感じられるような、生きる喜びを経験する子供です。


休職して、愛情や信頼を失ってしまったかのように思っていても、今の自分の心の中には、繋がりを求めている生きる子供がいるのかもしれない。


夏休みが明けたら、また、リワークでお会いしましょう。