少しずつ寒さが和らいできたように感じた途端、真冬のような寒さに戻ってしまう日が多いですね。こんな時が一番、体調不良に陥りやすいと思いますので、うがい手洗いを怠らずに日々生活していきましょう。
さて、今日は題名にもある通り、”自分のために”何かをすること、というテーマでお話させていただけたらと思います。
大人になると、自分のために何かをするということが難しく感じられる人も多いのではないでしょうか?お子さんがいらっしゃる人なら尚更そう強く感じられることでしょう。
皆さんも復職を目指して毎日CRESSに通われているわけですが、それは何のためなのでしょうか?
自分のため?家族のため?親のため?会社のため?・・・etc
ざっと挙げたもの以外にもたくさんの”〜のため”があることでしょう。
それは1つではないと思います。
しかし、言うまでもなく皆さんは、”自分のため”に毎日プログラムに参加しているという基本的な意識は持っていると思います。
しかし、時には、”自分のため”という基礎的な部分が抜けてしまうこともあるのはないでしょうか?
個人プレゼンにおいて、皆さんのコメントや感想を聞いているとそう感じることがあります。
個人プレゼンとは、テーマにそって時間内でそれぞれ発表していくものですが、皆さんの感想を聞いていると、
「皆が楽しめるように」とか、「皆さんがあまりおもしろくなかったのではないか?」とか、「もっと皆さんが明るく楽しくなるような話がしたい」などの感想が多いように思います。
果たしてそれらは何のための発表なのでしょうか?
もちろん、人が興味を持ってくれるものを作りたい気持ちが間違っているとは思いません。承認されたい気持ちを持っているのも人間です。
しかし、「自分が何を考えたいのか、何を考えるべきなのか」について最初に焦点をあてなければ、その発表は自分のためではなくなっているように思います。
自分が何を考えるべきなのか、自分が何を人に伝えたいのか、
あくまでも自分自身のための発表であることを再確認することで、より良い発表の機会、さらには自己理解にも繋がるのではないでしょうか。
精神科・心療内科クリニックで行なっている、うつ病リハビリ(リワーク・プログラム)の活動内容を紹介しています。 興味・関心をもたれた方は、気軽にお問い合わせ下さい。 こころのクリニック和〜なごみ〜 〒541-0054大阪市中央区南本町2−2−9 電話06-6226-7463 URL:www.nagomi-kokoro.com
2017年2月28日火曜日
2017年2月16日木曜日
ストレスに気づく
ストレスに気づく
年が明けて、約2ヶ月。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?まだまだ、寒い日も続きます。体調管理をしっかりとしたいものですね。
体調管理ときくと、皆さまはどのようなことを頭の中にイメージしますか?どのようなことに気をつけようと思いますか?
「睡眠時間は充分にとれているか?」それとも、「食生活は乱れていないか?」または「ストレスになるような出来事はなかったか?」
思い描いたことは、それぞれ多様にあったと思います。今回は、ストレスに着目して、お話したいと思います。「自分自身の心身の異変にいかに気づくのか」という視点から、話をすすめていきます。
リワークでは、週に1回、グループミーティングというプログラムがあります。その中の1つに、ストレスマネージメントという項目があります。
リワークに限らず、それぞれの職場でも、メンタルヘルスについてはよく耳にするようになり、2015年にはストレスチェックが義務化されるようになったと思います。
職場におけるストレスマネージメントは、
① 早期発見と予防
② 事業主は、社員のストレスケアを行う
③ 社員は、セルフケアを行う
という、3点が大きな目的として掲げられていると思います。リワークでは、上記3点の中の、“セルフケアを行う”という視点で、講義を行っています。
ストレスマネージメントの講義の中では、一番大事にしてもらいたいこととして、自分がどのようなことをストレスに感じているのかということに、まずは気づくことを大切にしてもらいたいとお伝えしています。
人の体は、何か外部からの刺激によって、異変が生じると、元の状態に戻そうとする働きが、自然と起こります。
例えば、夏。じりじりと暑い太陽の日差しや、じめじめとした湿気で、とても不快に感じますね。すると体は、暑さという刺激から体を守り、もとの状態に戻そうと、汗をかいて暑くなった体の体温を下げようとします。
このように、自然と体は何らかの刺激(ストレスの要因)から、自身を守ろうと働きます。しかし、自然な体の働きにまかせたまま、長期に渡ってストレスにさらされ続けると、体はその刺激(ストレス要因)から自身を守りきれなくなり、いわゆる「しんどい」「辛い」状態に陥ってしまいます。
この「しんどい」や「辛い」状態になる前に、自分はどのようなことに、ストレスを感じているのか、知らぬ間にストレスに晒され続けて、心身ともに悲鳴をあげていないか、自分自身をケアする必要があります。
ケアするためには、まずは自分がどのような状態か気づく必要がありますね。
「これは、ストレスだな〜」と気づきにくい方、感じにくい方がいらっしゃると思います。
ストレスの要因には、様々なものがあります。大きく2つに分けられます。
1つ目は、自身の人生を大きく左右するような出来事(ライフイベント)。例えば、進学・卒業、結婚、死別…など。
2つ目は、日々感じるイライラする出来事。例えば、通勤の満員電車、車の渋滞、暑さや寒さ…など。
どちらも、例であげた以上にたくさんあると思います。
リワークでは、メンバーさんにそれぞれ10個ほど書き出してもらうということをして頂きました。どちらもすらすらと書き出すことが出来る方は少ないように思いました。日々のストレスやライフイベントによるストレスは、どなたも日々たくさん受けているはずです。しかし、実際には、「何がストレスだろう?」と悩んでしまう方が多い。
何にストレスを感じて、どんな状況になっているかを、自分で捉えることができなければ、対策もなかなか考えられないと思います。
2017年2月10日金曜日
寒さの厳しい日が続いています
2017年が始まり、はや2月も中旬に差しかかろうとしています。
寒さが厳しく雪の舞う日もあるかと思えば、気温が緩む日もあり
体調を崩している方もおられるのではないでしょうか。
インフルエンザやノロウィルスの蔓延も報道されています。
『十分な睡眠・休息』『バランスの良い食事摂取』『適度な運動』
当たり前のことと思われるかもしれませんが
継続して実行するのは意外と難しいものです。
体調のバランスの乱れは、心のバランスを崩すことにも繋がりかねません。
心身の健康管理に留意して、お過ごしください。
寒さが厳しく雪の舞う日もあるかと思えば、気温が緩む日もあり
体調を崩している方もおられるのではないでしょうか。
インフルエンザやノロウィルスの蔓延も報道されています。
『十分な睡眠・休息』『バランスの良い食事摂取』『適度な運動』
当たり前のことと思われるかもしれませんが
継続して実行するのは意外と難しいものです。
体調のバランスの乱れは、心のバランスを崩すことにも繋がりかねません。
心身の健康管理に留意して、お過ごしください。
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