2013年11月8日金曜日

BBQのイベントの話し合いで思ったこと

 CRESSの秋の行事で、バーベキューを予定しています。

 昨年のBBQは、ブログでも紹介しました。

『あれからもう一年も経つのか……』と思うと、感慨深いものがあります。
というのも、当時BBQに参加されたメンバーの皆さんは、その後リワークを旅立たれ、各自がそれぞれの職場に戻り、思い悩むこともありながらも、日々仕事に取り組んでいるからです。

 さて、それから一年……。
 今年のBBQが迫ってきました。
 今日のグループ作業の時間では、BBQに向けての話し合いを、メンバー全員でしました。

・食材は何にするか。

・BBQの仕事に応じての班決め(買い出し班と設営班)

・食後のレクリエーションは何をするか。

 食材決めのときには、各メンバーの好物や思い入れのある食材の話題になり、議論も非常に熱くなり、盛り上がりました。
 とても楽しい話し合いとなりましたが、こういう食材決め一つとってみても、自分が好きなものが必ずしも相手が好きだとは限らないことを想像し、自分が食べたいものをきちんと皆に伝えると同時に、相手はそれをどう思っているのか、相手の好きなものは何なのかに耳を傾けることが、相互理解のためのコミュニケーションには大切だと思いました。

 相手が提案してくれたものを、自分が食べたくないからという理由や、BBQには合わない食材だといって、すぐに否定してしまうのは、一方的なコミュニケーションです。
 
 相手が提案してくれた食材について、その提案の意を汲んでいく姿勢が大切だし、それをきちんと聞いた上で、それがBBQに合わないと思うなら、その理由をきちんと説明して相手に伝えることが、大切なコミュニケーションとなるでしょう。
 
 BBQの食材決めという、楽しい話し合いの場ではあっても、相手を尊重し、自分の考えもきちんと言語化するアサーティブなコミュニケーションがどれだけできていたか、もう一度自分自身を振り返ってもらえればと思います。

 さて、スタッフである私たちも、知ることがありました。
 予めスタッフ側で検討すべき項目は考えていたのですが、今日メンバーの皆に投げかけると、今度は、メンバーさんの側から、検討しておくべき項目が新たに出されました。
 それは、私たちスタッフが予め考慮できていなかった部分です。
 メンバーの皆さんから意見が出されたことで、「あ、これは検討する必要があった」と気付きました。
 このように、自分達以外の人からの発見や考えが出され、それらが総合されることで、それ以前には弱かったところは補強され、考慮できていなかった範囲が今度は考えられる領域へと変化しました。
 スタッフとメンバーの両者、グループ全体で議論し考えることは、こういうことなんだな、と思った次第です。

 こうして話し合ったBBQ。
 当日は、美味しいものをたくさん食べ、話し、遊び、楽しい一日となれば、と思います。
 そして、このBBQが、リワークメンバーの一人ひとりにとって、大切な思い出となるように。

 



去年のBBQの様子。美味しかった!!





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