2019年7月23日火曜日

個人プレゼンテーション

今年は梅雨入りが平年より大幅に遅れたこともあり、二十四節気の「大暑」の時期になってもまだ梅雨明け宣言は出されていません。猛暑の到来が遅れていることをありがたく思う一方、真夏の日差しがないことに少し物足りなさ(?)も感じてしまいます。
リワークプログラムでは、毎月個人プレゼンテーションを行っています。テーマはスタッフが指定したもので、たとえば3月は「春」、6月は「雨」など季節を題材にすることも多いです。
毎回のプレゼンで印象深いのが、メンバーの方々の表現力の高さです。メンバーさんそれぞれの経験に照らし合わせて発表していただけるように、やや抽象的なテーマ設定にしていますが、そこから想像力を広げてもらい、いつも本当に多様な発表が行われます。内容だけでなく、語り口にもそれぞれの方の個性があり、適度なユーモアも交えての話に、聴く側は引き込まれます。
このプログラムは、プレゼンの技術的な部分を磨くという意味もありますが、大事なのはメンバーさん一人一人の自己表現だと思っています。プレゼンを通してその人らしさが自然に伝わってくること、そしてそれをメンバーの皆さんで共有し尊重する場でありたいと思っています。
準備から発表まで、プレゼン内容について悩むこともあるかもしれませんが、そのプロセス自体が自己と向き合う大切な時間と考えていただき、自分らしさを大事にしたプレゼンをこれからも楽しみにしています

2019年7月3日水曜日

「完成」という癒やし

 リワークCRESSではルービックキューブをプログラムに取り入れています。月に一度、マニュアルを見ながら黙々と取り組むメンバーさん(時にはスタッフも)の様子から、このパズルが持つ不思議な魅力を感じずにはいられません。
 ルービックキューブはE.ルービック博士(専門は芸術及び建築学)によって開発され、1977年に彼の母国ハンガリーで発売されました。その後、世界で発売され1980年代にかけて一大ブームを巻き起こしました。1980年ごろには日本でも大きなブームが起きました。当時のことを覚えている方も多いでしょう。一家に一個は必ずあった、という表現は決して大げさではありません(非純正品が多く出回ったことでも知られます)。
 その後しばらくして大きなブームは去っていきましたが、2000年前後からまた世界中で静かなブームが起きています。インターネットで動画や解法が共有されるようになったことがその大きな要因です。スピードを競う大会が世界でも日本でも継続的に行われ、若いプレーヤー(キュービスト)が脚光を浴びています。不思議なことに世界記録を更新するのは、ほとんどが10代の若者です(驚くべきことに6面完成が5秒を切ります)。成人になると何らかの能力が失われていくのでしょうか。
 CRESSでは、マニュアルの助けを借りながらも、6面完成者が続々と誕生しています。なんと半数近い方が、卒業までには6面完成の瞬間を味わっています。10代のキュービストたちとは異なり、ある程度年齢を重ねた(人によっては身体や脳の衰えも感じている)今において、新しいスキルを学び、マスターできたという達成感は思いのほか大きな手応え、自信にもなるようです。
 仕事も心の治療も、そのゴールははっきりせず、完璧という状態も想定しづらいものだと思います。対してルービックキューブは、完成という誰が見ても明らかな、紛れもないゴールが存在します。それは、誰もが納得いくひとつの答えが見出しにくい社会に生きる、我々の癒しとも成り得るのかもしれません。

2019年6月24日月曜日

体調管理のひとつとして

みなさん、1日の水分量って把握されてますか?
暑くなってくると脱水に留意するようTV番組やCMなんかでよく目にする機会が増えるかと思います。

体が暑さや湿度の急上昇に慣れない今の時期が、徐々に熱中症が増える時期とも言われていますので、不調が現れる前に普段の生活から取り入れられる予防対策を今回はご紹介したいと思います♪


①規則正しい生活と食事を!
毎日の3度の食事からも水分は摂取できます。野菜や果物などバランス良く食べましょう。
生活が乱れてしまうと食事のタイミングも3回取れなくなったり、体力が上がらず食欲が出ないことも。十分な睡眠や適度な運動で体力を落とさないようにすることも大切です。

②暑い環境や日差しを避ける
炎天下の屋外や、冷房が効いていない室内・車内は危険なほど高温になっています。
直接肌に陽を浴びることで、体温が急上昇することも。日陰を歩いたり、日傘・サングラスなどの日よけグッズを活用したり、必要に応じて扇風機や冷房を活用して体温調整をしてみてください。

③こまめな水分補給
尿・便・汗・呼吸・皮膚からの蒸発などで、体の水分は排出されていきます。
「汗をかいていないから大丈夫」と油断していると隠れ脱水状態に。。
一気に大量の水分補給よりも、こまめに水分補給することが大切です。


意識せずとも全ての対策ができている!という方は少ないかもしれません。
この機会に生活を見直して、楽しく夏を過ごせるようにしましょう⭐︎

2019年6月18日火曜日

朝の一言

 日中は暑いなと感じる日が増えて来ましたが、朝晩は肌寒いと感じる日もまだまだありますね。気温差が大きくなると、身体にこたえます。体調管理には気をつけたいところです。

 さて、リワークでは一日のはじまりに朝の会を行っています。まず、ラジオ体操で身体を動かしたあと、日直さんが出席確認を行います。そして、日直さんから「朝のひと言」として、話をして頂いています。

「朝のひと言」の内容は自由です。その日の日直さんが、その時に話したいなと思われることを話して頂いています。時間は…、10分程度でしょうか。10分ずっと話しているわけではなく、日直さんが話をした後、朝の会の規定時間まで、その他のメンバーと感想等を言い合ったりします。ですので、日直さんが話している時間は実際には5分程度でしょうか。


朝の会の中の一コマですが、朝の会の中でも一番時間をさいているものでもあります。そんな「朝のひと言」に皆さんはどのような印象をお持ちでしょうか?


 朝のひと言の内容に定番があるわけではありません。“今日は何の日?”という話題を話のテーマにされたり、話のきっかけにされたりすることもあります。その他、昨日の出来事や今朝の出来事、趣味の話…などなど、いろんな内容が登場します。どんな話を選ぶのか、どんな切り口で話をするのか、それぞれのメンバーの皆さんの個性がよくあらわれる時間でもあるなと感じています。
 だからこそ、私は朝のひと言が楽しみなんだなと、ここに書いていて気付きました。朝のひと言で、その人がどんなことに興味を持っているのか、どんな事柄に心動かされるのかを知るきっかけになるな〜と思います。

 毎月一回ですが、スタッフが日直を担当する日も作りました。スタッフも皆さんと同じく、朝のひと言を話します。何を話そうかな?どんな話だと皆さんの興味を引けるかな?月曜日だったら、気軽な話が良いかな?その他の曜日だったらどうかな…。
 「朝のひと言」と簡単に言っても、いざ自分が担当するとあれこれ考えるものですね。きっと皆さんも、何を話そうかなと悩まれることもあるのだと思います。緊張や不安、心配もあるかもしれませんし、楽しみやわくわくと感じる方もいらっしゃるかもしれません。スタッフとして、皆さんの意外な一面を朝のひと言で知ることが出来ると思うのと同じく、皆さんもスタッフの意外な一面を知るきっかけにもなっているのかもしれませんね。

 ここ最近の「朝のひと言」で言うと、朝の日課やリワーク終了後に自宅へ帰るまでの日課について話して下さったメンバーさんが何人かいらっしゃいました。通勤途中に立ち寄る場所でクスッと笑える習慣がある方や、帰宅途中に立ち寄る場所によってその日の疲れ具合や気分の善し悪しを見ておられる方など、参考にしたい内容がたくさんあって、興味津々に話を聞いていました。

 朝のひと言って何気ないものですが、皆さんの話から、皆さんの体験を共有して、一緒に一喜一憂したり、感心したりと、欠かせない時間でもあるな〜と感じています。

2019年5月31日金曜日

リワークプログラムのホームページをリニューアルしました


5月なのに、すでに夏のような暑い日が続いています。

リワークメンバーの皆さんは、日々の生活記録と目標を指針にして、体調管理に留意して下さい。

さて、当院のリワークプログラムCRESSのホームページをこのたびリニューアルしました。
内容としては、リワーク説明会で参加希望の方に私達がお渡ししているCRESSのパンフレットを踏まえた内容です。

リワークプログラムCRESSでの復職に向けた集団療法を、以下の9つの項目立てでご説明しています。

1. はじめに
2. 復職を実現するためのリワーク・プログラムCRESSでの取組み
3. リワーク・プログラムCRESSの対象者および参加条件
4. リワークプログラムの中断について
5. リワーク・プログラムCRESSを利用した復職までのプロセス
6. リワーク・プログラムの内容
7. リワーク・プログラムCRESSの一日
8. CRESSが大切にしているグループ内の相互交流
9. リワークプログラムCRESSの実績

メンバーからしばしば語られるのは、「リワークに参加する前は、リワークが一体どういうものなのか分からずに不安だった」という話です。

リワークを使って復職することに何らかの関心をお持ちの方に、今回リニューアルしたホームページを読んでいただいて、リワークプログラムCRESSの特徴や、プログラム内容、復職に向けたプロセスの一端を知っていただければと思っています。

実際にリワークのホームページを読んでみたら、CRESSには難しいプログラムがたくさんあって、参加することが不安になった、という感想を持たれる方もいるかもしれません。

また、CRESSではメンバー間のコミュニケーションと相互作用を重視していると知って、集団や対人関係が苦手な方は、参加することが怖くなる方がいるかもしれません。

そういう不安や怖さを、CRESSでは大事な気持ちだと考えます。そういう不安や怖さこそ、CRESSの中で一緒に考えていける気持ちです。

なぜなら、そういう気持ちにじっくりと向き合うことができないままだから、職場という集団に適応できなかったからかもしれないのですから。

そうした気持ちを、CRESSの中で、私たちスタッフと、そして共に復職を目指すメンバーと、一緒に考えていきましょう。

リワークのホームページには、実際にCRESSに参加しているメンバーの言葉も紹介しています。
それは、「グループ作業の作品集」と「復職された方々の卒業文集」です。

まず、「グループ作業の作品集」。メンバーがグループ作業というプログラムで皆で協力して作っている、以下の4つの作品です。

ワクワク♪リワーク通信作品集
和(なごみ)〜こころの寄り道〜作品集
文芸誌オーロラ(Aurora)作品集
響生〜この1年を回顧する〜作品集

メンバーが復職に向けてCRESSの中で日々何を経験し、どういう気持ちを抱いているのか。これらの作品を通じて、一人でも多くの方に知っていただければと思います。

次に、「復職された方々の卒業文集」

CRESSでは、復職を決めてリワークを卒業されるメンバーに、CRESSでの経験を振り返ってもらう文章を書いてもらっています。
そうした文章を、「CRESS卒業文集」という一冊にして、毎年8月に開催しているCRESS交流会で配布しています。
「復職された方々の卒業文集」は、このCRESS卒業文集に収められたメンバーの文章を紹介するものです。

この卒業文集を読んでいただくと、メンバーがリワーク集団の中で自分自身に向き合い、悩みながらもリワークをやり抜いて復職を達成されたことが、メンバー自身の声で、お分かりいただけると思います。
CRESSが、こういうメンバーの方にとって、復職に向けた心の仕事場であったことが、お分かりいただけると思います。

リワークに参加しようかと思っている一人でも多くの方に、リニューアルしたCRESSのホームページを見ていただければ幸いです。

また、現在CRESSに参加して復職を目指しているメンバーの皆さんにも、今の自分の取り組みを改めて考えるきっかけにしてもらえたらと思っています。

2019年5月18日土曜日

令和最初のアフターリワーク 

新しい時代が幕を明けて、半月が経ちました。

みなさんはどんな気持ちでスタートされましたか?
10連休のGWはどのように過ごされましたか?
休み明けの体調はいかがですか?


今日は令和最初のアフターリワークでした。
19名の卒業メンバーさんが参加され、午前中は職場で体験されてることをディスカッション。「やりがい」「期待」「疎外感」などなど、いろんなお話を聞かせて頂きました。
葛藤を抱えながらも御自身の仕事に向き合い、真摯に頑張っておられることが伝わってくる時間でした。

午後からは、セルフチェック。
4月以降の一ヶ月、生活リズムの乱れはなかったか?体調での困りごとはないかを一緒に振り返りました。
GWを挟んだこと、寒暖差の激しい1ヶ月であったこともあり、乱れてしまったと話されたかた、GWを意識して乱れないように上手く整えられたかた、頭痛がする、肩が凝る、などの体調不良を訴えられたかたもおられ、対処方法を皆で話していきました。
また今日から立て直して行こうと決意されたかたもおられました。

アフターリワーク終了後。
今月のアフターリワークへ参加されていなかったかたの調子はどうだったかな?
新しい元号の下、調子を崩してなければ良いけれど。。
そんなことを思いながら、ブログを書いています。
また、来月のアフターリワークでお会いしましょう。

2019年4月24日水曜日

「承認欲求」と「自己開示」

 SNSが社会を席巻するなか、「インスタ映え」や「いいね」などを巡るSNSの負の側面が話題になることも多くなりました。フォロワーに認められたい、一目置かれたいと思うあまり見栄を張ったり、話を「盛る」人も少なくないのでしょう。
 そしてSNSに限らず、承認に餓え、「認められたい」と切望するのが現代の日本人の傾向として指摘されています。日本には諸外国と比べて認められ、褒められる体験が会社や学校などで得られにくい文化・風土があるともいわれます。
 しかし、ただ褒められればいいというものでもありません。高い評価を得て認められ、期待されすぎるのもまた、失敗できないプレッシャーになるといった複雑な様相があります。

 では、どうすればいいのでしょうか。「承認欲求」問題を検討するうえで、ひとつ重要と考えられるもの、それは「自己開示」です。周囲から認められない満たされなさ、期待に応えねばならないという重圧。それをひとりで抱え、さらに頑なにそれを悟られまいとするならば、その苦しみは増幅します。そうするよりも、飾らず、背伸びせずそれを誰かと共有出来たら、それだけで楽になることがあるように思いませんか。同僚でも、友人でも、家族でも、誰かと分かち合えたら。

 リワークは、その機会にあふれているといえそうです。自己開示においては、とくに自分の失敗体験や弱みが共有できるかどうかが重要とされます。リワークには自分の失敗や弱さも含めて語り合える仲間がいますし、葛藤や思いを受け止めるスタッフもいます。もしこれまで自己開示が上手でなかった人が、ここで自己開示によって楽になる体験ができたら、復職後におおいに活きるように思います。
 そしてリワーク卒業後も職場内外でうまく自己開示する環境が作れたら、前とは違った働き方、生き方が見えてくるかもしれません。
(参考図書:『「承認欲求」の呪縛』太田肇著)

2019年4月17日水曜日

少しづつ暖かくなってきました

4月になってから寒の戻りがあったり、朝晩はまだ肌寒い時もありますが、昼間は薄手のシャツで過ごせるほど暖かい日も出てきました。
私は今のような少し肌寒く、太陽の光でポカポカ感じられる時期が好きなのですが、皆さんはいかがでしょうか?



気温的には過ごしやすく感じていますが、一方花粉やPM2.5、黄砂で喉・鼻や肌が炎症を起こして苦しい時期でもあります。

私は3月初旬から鼻がムズムズし出し、日中はティッシュペーパーが手放せなかったり、夜は鼻づまりで口呼吸になり起床時に喉が痛くなったり、睡眠が浅くて日中眠くぼーっとするなどの症状が出てきていました。

毎年苦しい思いをしていたので、今年は早めに耳鼻科受診をし、内服・点鼻薬でほとんど症状を感じずに今のところは過ごせています。

同じように苦しい思いをしている方もたくさんいらっしゃると思いますので、薬以外で取り組みやすい花粉対策を少しお伝えします。
TVやネットでも紹介されている内容があるので、ご存知の方はご了承ください>w<;



・外出時は眼鏡やマスクで体内に侵入する花粉をブロック!
・衣服に花粉が付着しにくい凹凸の少ない生地を選ぶ(セーターやフリースはNG)
・市販の花粉をブロックしてくれるスプレーを活用
・髪はなるべくまとめて、花粉の付着面積を少なく
・洗濯は室内干し
・空気清浄機や加湿器の使用
・栄養バランスを考えた食事
・しっかり休養をとる
・甜茶を飲む         …などなど



あげ出せはキリがなく、すぐに効果が実感できるものから、長期的に取り組む必要があるものまで様々です。
症状が出てからだと遅いので、まだ花粉の症状がそこまで出ていない方は早めに対策をとってみてください。
スギ花粉が終わればヒノキ花粉が待っています。。
花粉は一年中いろんな種類が飛んでいるので、対策をしても症状が辛い!と言う方は早めに受診をしてみてくださいね。

では、月末からの長期休暇は新生活の疲れを癒してゆっくりお過ごしください^□^/"

2019年4月4日木曜日

お花見♪

 いよいよ新年度が始まりました〜。新しい元号も決まり、「心機一転!」と考えられる方が多いでしょうか。書道の時間に、「令和」と書いて見られた方もいらっしゃいました。

 さて、リワークでは、3月末にいろいろな別れがありました。そして、4月になり新しい出会いもありました。ここ数日の間に、寂しい思いや悲しい思い、わくわくドキドキ、嬉しい不安…いろんな思いを経験しました。

 そんな中、今日はお花見に出かけて来ました。クリニックから大阪城公園まで、皆で歩いて行って来ました。
 天候にも恵まれ、あたたかい一日でもあったので、「綺麗な桜が見られるかな?」とうきうき気分でお出掛けが出来ました。






 期待通り!満開に近い状態で桜が咲いていました。昨年は、時期がズレてしまい、桜を見られなかったのですが、今回はタイミングがばっちりでした。正直なところ、咲いてて良かった〜とほっとしました。

 さぁ、さぁ、お待ちかねのランチです。桜の木の下でシートをひろげて、皆でお弁当を食べます。いつもは、リワークルーム内での食事ですが、今日は青空と桜の下での食事となりました。まわりには屋台も出ていて、普段とは違った雰囲気の中の食事です。自然と皆さんの表情も明るくなり、会話も弾みます。3月から4月にかけて、季節の変わり目で体調を崩したり、別れや出会い、新たな環境に慣れることにこころを使う時期です。そんな毎日の中の気分転換になったな〜と個人的には感じています。

 皆でゆったりと食事の後は、広場へ移動して運動。キャッチボールにバドミントン、ソフトバレーをして身体を動かしました。あたたかい日でもあったので、薄っすらと汗もかきましたね。
 そこから、クリニックまで歩いて帰って来たので、足がパンパン。普段の運動不足を実感するのと同時に、身体を動かすとすっきりリフレッシュすることも改めて実感しました。クリニックに到着すると、疲れましたね…。
 今日は皆さんゆったりとお風呂につかって、身体の疲れをとって下さいね。


 

 明日も、リワークでスタッフ一同お待ちしています☆

2019年3月14日木曜日

リワークの中で自分自身に出会う〜職場の頃の自分との再会、子どもの自分との再会〜


リワークは復職を目指す集団です。
「集団」というと、どういう集団を連想しますか?
リワークに関心がある方は、職場を真っ先に連想するでしょう。
学校もそうです。
保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学。
クラスや部活といった集団から、友人関係に基く集団まで多様です。

家族もそうです。家族は、私たちにとって起源的な集団です。

集団と一口に言っても、その集団が形成される目的は、違ってきます。

集団が違えば、そこで出てくる自分の側面も違ってくるでしょう。

さて、リワークという集団です。
リワークに参加すると、どういう自分が出てくるのでしょうか。

私たちスタッフが考えているのは、リワークの中で、職場にいた頃の自分が出てくる、ということです。

リワークの中で、職場の自分と再会するのです。

●職場で困っていたことを全然言えないままだった人は、リワークで困ったときに、言うことができない。
●職場で苦手な同僚とは関われなかった人は、リワークでも苦手なメンバーとは関われなくなる。
●職場で業務が分からなくなっても解決できないまま放置していた人は、リワークのプログラムで分からないところが出てきても、質問せずにそのままにしてしまう。

リワークの中で、職場の自分と再会することは、とても大事な治療体験です。
リワークのいる間に、職場の自分と再会できないままだと、休職した時の自分をリワークで乗り超えようと挑戦する体験が持てないままになってしまいます。

リワークが単に楽しい場所になってしまうことの危険性は、ここにあります。
それでは、職場からの逃避です。
職場で休職に至ったときの苦しんでいる自分と、リワークで出会うことを避けているわけです。

リワークが安心できる場所になることは大事です。
しかし、この安心感が、職場という現実からの逃避になっていないのか?
スタッフと一緒に、その都度、点検していく必要があります。

リワークは、子供の自分が出やする場所でもあります。
私たちは、大人になっても子供の部分を心の中に持っています。
子供の部分がリワークの中で再現される。
子供の自分との再会です。
一体どういう子供と再会するのか。

●甘えたい子供。依存したい子供。
●わがままを言いたい子供。
●反発したい子供。挑発したい子供。
●親の顔色を窺う子供。
●家族の中の対立や衝突を、何とかして防ごうと自己犠牲的に振る舞う子供。

私たちは職場では大人として機能しなくてはいけませんでした。
リワークという場で内面を他者に表現することを体験すると、子供の自分が現れてきます。
子供の自分が満たされないままに年を重ねてきたことが、対人関係での行き詰まりの背景にあることは十分に考えられます。
休職においてもそうです。
子供の自分は、愛情と憎しみ巡る葛藤を解決できないままにいるかもしません。
自分の意思を表現することを恐怖している子供が自分の中にいるのかもしれません。
職場での行き詰まりは、子供の自分の苦しみの再現かもしれません。

リワークの中で、子供の自分に再会した時、その苦しみは非常に深く、どう手を付けていいか分からなくなるかもしれない。

リワークは、復職を目指す治療の場です。
その意味では、現実に向かう治療です。
一方、子供の自分は、普段意識している現実場面では、表出しにくい部分です。
ですから、子供の自分は、無意識的です。空想的な経験の中で、その姿を鮮烈に現します。

リワークの中で、苦しんでいる子供の自分に出会う体験は、とても深い治療的経験です。

その一方で、リワークでは現実的な復職に向かう必要がある。
つまり、大人としての自分を作っていく必要があります。

リワークの経験を持ったメンバーの中には、治療経験とは、単に症状を消すに留まらない経験だと考えるメンバーもいるかもしれません。

私もそう思います。

リワークという集団、職場という集団の中で、自分自身が気付かないままできた姿に、とうとう出会ってしまった。
それが、「自分をもっと知らなくてはいけない。もっと知りたい。知らないままで人生を過ごすわけにはいかない。」という内側からの動機付けにつながることがあります。

そうなったときに、治療という経験は、自分を知る経験になります。
それは、自分で見たくなかった自分の姿を情緒的に知っていく経験です。
こうなったとき、治療は一つの成長過程です。
子供の自分を、育て成長させる過程です。

復職を目指すリワークでは、この意味での治療には限界もあります。
しかし、その過程へのきっかけには、なりうるかもしれない。

成長としての治療は、リワークから離れた後も、続くのです。
続けることができるものです。

復職という現実に向かうリワークを通じて、自分を知る作業や経験に開かれていけることを、私たちスタッフも手伝っていければと思っています。

2019年1月25日金曜日

今年最初の振り返り

新しい年を迎え、気づけばあっという間に1ヶ月が経とうとしています。
みなさんは、いかがお過ごしでしょうか?体調はどうですか?

①予防していたつもりなのに、風邪に罹ってしまった。
②今のところ、調子良く過ごせている。
③インフルエンザに罹患した。
④風邪やインフルエンザに罹患したけれど、今はもう治癒した。
などなど。。

私自身は、①です。
日頃、リワークのみなさんに「健康管理は大切」と、お伝えしているのに説得力無いなぁ。。と思っています。
メンバーさんから「大丈夫ですか?」と声をかけて頂くこともあり、恐縮です。

昨年度は風邪をひかなかったのに、どうして今年度はひいているのか?
そして、どうして長引いているのか?自分なりに、振り返ってみました。

睡眠はまずまず整ってるし、食事もバランスを考えてるし、暴飲暴食もしてないし、
お風呂でもゆっくり湯船につかっているし、仕事の面でもワークライフバランスを意識しているつもりだし、と、リワークのメンバーさんに看護面談をさせて頂く時のように自問自答。。

そして、今の私に足りないものは、ストレスの発散と運動習慣だと思いました。
ストレスの発散に関しては、全く出来ていないわけではないと思うのですが、身体を動かして発散することは、昨年度より断然少なくなっていました。

筋肉量が落ちて血流が悪くなり、老廃物が滞ってなかなか菌やウイルスを外に追い出すことが出来ていないのかな?と。

今年は、少し運動習慣を取り入れていこうと思います。
仕事や家事をしながらでも取り入れられる運動方法をたくさん見つけてみようと決意した
瞬間でした。

効果的だったものは、看護面談やアフターリワークでも話題に出来ればなと思ってます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

2019年1月8日火曜日

新年のご挨拶

ご挨拶が遅れましたが…
あけましておめでとうございます。

お正月はゆっくりできたでしょうか。
日々の疲れを癒やした、外出や用事が増えてヘトヘト、ダラダラした。
いろんな過ごし方がありそうですね。

私は、田舎に帰り、ゆっくりと過ごすことができました。
少しゆっくりしすぎたかも知れません。
なので徐々に、いつもの平日の感覚を取り戻していきたいと思います!

さて、一年の計は元旦にあり。
みなさん、「今年の目標」はあるでしょうか。
今年はこれを頑張りたい、挑戦してみたい。
はやいうちに、しっかりと計画をたてておくことは大事です。


リワークでは、復職のために、自分で目標をたてて日々、取り組んでいます。
そんな中で、目標とのつきあい方で、いいなぁと思うことがあります。
それは、自分の目標を周りに公言されているときです。
自分の足りないところをさらけ出すことでしょうし、プレッシャーも感じることでしょう。
しかし、それだけの決意がある。
そんな風に、目標とお付き合いされているメンバーさんを見ると、羨ましくもありますし、応援もしたくなります。

なので、今年は、私も目標を公言しようと思います。
今年の目標:「日記をつける」
その日を振り返る時間や、残しておくべきことを、忙しさのせいにして、去年はさぼっていました。もったいないです。今年は、頑張りたいと思います。

新年ということで、気持ち新たに目標を考えてみてはいかがでしょうか。
いいものが浮かんだら、まわりに宣言するのもいいかも知れません。

では、今年も当クリニックをよろしくお願い致します。

みなさんと一緒に、素敵な年になるようにしていきたいと思います。