2021年6月9日水曜日

熱中症に気をつけましょう

 日中は気温が高くなり、リワークでも半袖で過ごされる方が増えてきました。

コロナ対策で自粛を促されている今の状況では、運動不足になっている方も多いのではないでしょうか。自宅で快適な環境に慣れ続けると汗をかきにくく、外気温にさらされたとき上手く体温調節が出来ないため身体に熱がこもりやすくなります。夏バテや熱中症のリスクが上がってくるので今から対策しておきたいですね。

 

予防策としては、

・ウォーキングやストレッチなど軽い運動や半身浴で汗をかく

・汗が出たときにウエットティッシュなど濡れタオルで身体を拭くことで気化熱を利用して体温を下げる

・カフェインやアルコール以外の水分をこまめにとる

・疲労回復のために偏食せずにバランスよく食べる

・大量に汗をかくときには塩分補給をする     …など

 

知識としては知っている方もたくさんおられることでしょう。ですが、意識していないとつい忘れがちになることでもあります。

今一度再確認して体調を崩さないよう、気をつけながらも夏を楽しみたいですね。

2021年5月21日金曜日

自分の時間

 GWが終わり5月も後半に入りました。そして、今週には近畿地方が梅雨入りしたとのことです。平年より3週間早い梅雨入りとなったようです。寒い季節が終わり、ようやく暖かくなりました。蒸し暑い夏に入るまでの、気持ち良く過ごすことができる期間を楽しもうと考えていましたが、予想外の梅雨入りの早さに戸惑われた方は私以外にもいるのではないでしょうか。緊急事態宣言が出ている中、夏を迎えるまでの過ごし方について、考えるきっかけを与えられたような気もしています。家での映画鑑賞や、音楽を聞きながら、のんびりおうち時間を楽しむのも一つですね。好きな飲物を用意して、窓の外の雨の様子を時々眺めながら雨音をBGMに読書をすることも癒しの時間になるかもしれません。自分だけが楽しめる時間を持ち、十分にその時間を味わうことが、再び社会に目を向け外とのつながりを求める意欲につながっていくのだと思います。この例年と異なった時間の流れにのることは、日々の疲れた心と身体を休める時間の一つの始まりになるといいなと考えています。

 

2021年4月27日火曜日

緊急事態宣言の中で〜リワークに通うことを巡って〜

新年度が始まりました。

しかし、新型コロナウィルスの感染拡大は、現在も一向に衰えを知らず、現在も感染者が増えています。

三度目となる緊急事態宣言。

リワークプログラムCRESSではこの間、コロナの危機の中、メンバーさんがいかに復職に向けてCRESSで経験を深められるのか、模索してきました。

コロナウィルスの脅威を感じながら、感染予防への取り組みを、リワークという組織としても、そして各スタッフ、各メンバーの問題意識としても、継続してきました。

同時に、コロナウィルスが収束しない中で、メンバーの皆さんがどういう思いでリワークに参加しているのか、話を聞き、一緒に考えてきました。

多くのメンバーさんは、その程度の違いはあれど、葛藤を経験しているはずだと思います。

「不要不急」という言葉を、コロナウィルスの感染拡大の中で、私たちは知ることになりました。

コロナ以前には、さほど使われることのなかった言葉です。

要らないこと、急ぐ必要のないこと、差し迫っていないことを意味する言葉なのだということです。

しかし、すべての人にとって等しく「不要不急」だと判断できる経験などあるでしょうか。

リワークで自分に向き合っている多くのメンバーさんにとって、リワークは、不要不急ではありません。

つまり、職場で生きられないくらいに辛くなって休職したメンバーが、その職場に、仕事に、もう一度戻ろうとリワークに参加している経験が、「要らない、急ぐ必要のない、差し迫っていない不要不急の経験」である訳はありません。

それは、コロナの危機の中で、メンバーさんと一緒に考えた経験で、私があらためて実感できることです。

コロナは怖いし、感染の恐怖がある。それは生死の恐怖でもあります。

しかし、仕事に行けなくなって休職している自分から、リワークが閉じたり、休止されて、この治療経験が失われてしまうことも、コロナの恐怖に勝るとも劣らない恐怖なのです。

リワークで経験を重ねてきたメンバーにとって、リワークには、本当に自分にとって必要だと感じる経験があるからです。

あるメンバーは、リワークに通うことで、職場に行けなくなった自分に向き合い始めています。

あるメンバーは、なぜ休職を繰り返しているか、考えようとしはじめています。

あるメンバーさんは、それまでは、休職して仕事がほとんどできない自分の方が、アイデンティティになっていたほどでした。仕事ができていた期間よりも、休職している期間の方が長いくらいなのです。しかし、リワークのプログラムとリワークでの対人交流を続けることで、社会からも人間的な接触からも撤退して生きていた自分には、本当は様々な感情や考えがあって、そういう自分の想いを、自分にも他人にも向けていたことを経験的に知り始めました。

あるメンバーは、人と付合うのが苦手で、集団を回避していて、職場でもそうだった。しかし、リワークで人間的な繋りを感じて、自分には理解してもらいたい気持ちや、依存したい気持ち、人との交流を求めている気持ちがあることを、知りました。

ここに描写したメンバーは、ある特定の方を指しているのではなく、リワークプログラムCRESSに参加しているひとりひとりのメンバーの中に、同時に一緒に存在しているような、そのメンバーの多様な顔です。

こういう経験をリワークでしているメンバーにとって、リワークとその繋がりは、必要であり、求められているものだったです。

そういうリワークにもし来られなくなってしまったら、自分のことを見ないし考えられない、そういう休職を無自覚に繰り返してしまう自分に逆戻りしてしまうような、そんな不安を感じるものなのです。

私は、リワークメンバーとの関わりから、そういうメンバーのリワークへの切実な想いがよく分かります。そして、そういう風にリワークを経験されているメンバーを、本当に大事な経験をされているメンバーだと思っています。

その方にとって休職という辛い経験は、しかし、新しい意味を帯びるものになるはずだと思うのです。

しかし、リワークの中だけで、私たちは完結していません。むしろ、現実はリワークの外にあります。

自分が現実に関わっている大事な人達は、リワークの外にいるのです。

「感染のリスクが少しでもあるのにならば、不要不急のリワークに行っている場合じゃない」と心配して言われる、身近な人が現れるかもしれません。直接的に言われなかったとしても、心の中ではそう思っている身近な人がいるはずです。

そういうメンバーが、このコロナの脅威の中で、自分にとって本当に必要だと確信しているリワークに通うということ。

だから、葛藤が生まれるのです。

メンバー自身も、今の自分にとって必要だからリワークに参加したいのだけれど、しかし、大事な人、守らなければならない人を、自分が外に出ることで不安にさせて、実際に感染させてしまうことにはならいないか、と不安になり苦しくなり、葛藤するはずです。

そして自分自身が感染してしまう怖さを、あらためて感じる。

葛藤し、悩みます。

やはり、しっかり向き合って、相談して、考え、判断し、主体的に行動することが大事なのです。

その相手は、私たちリワークのスタッフでもあるし、ご家族でもあるし、職場の人でもある。自分が関わっている、身近で大事な人たちです。

そして、その相手は、自分自身です。

コロナウィルスの脅威の中、自分にとって必要なリワークに通うことを巡って、私たちそれぞれが、自分と相手に向き合って、葛藤し、悩み考える経験をしている。

それが、今の私たちが取り組んでいるとても大事な仕事なのです。


2021年3月22日月曜日

 先月の中頃、気温が20度まで上がり一気に春を感じたかと思えば、次の日には最高気温9度に下がったりと、気候が安定しない期間がありました。2月半ばでぽかぽかとした陽気を感じ、一瞬春が来たようで嬉しかったので、本来の春の訪れがいつも以上に待ち遠しくなりました。

 

春の穏やかな日差しとぽかぽか陽気は、つい外で過ごしたくなる気持ちのいい気候だと思います。花粉症に苦しみつつ、いつも春の気候を楽しみにしています。

 

春といえば、桜、梅、さくらもち、うぐいす、お花見・・・みなさんは何を思い浮かべますか?

そして・・・春は出会いと別れの季節でもありますね。

 

CRESSは、メンバーさんそれぞれのタイミングで参加開始日と卒業日が決まるため、会社や学校ほど、同時期に出会いと別れがあるわけではないようにも思います。ただ、やはり戻っていかれる会社の関係で、年度末に卒業される方も多く、今月は他の月に比べて多くのメンバーさんが卒業され、ばたばたと過ぎていく印象がありました。

 

卒業された方々が心穏やかに過ごされることを願いつつ、今いるメンバーさん、そして新たに参加される方々と、心機一転、始まりの季節を迎えたいと思います。

2021年3月8日月曜日

出会いと別れの季節

3月が始まり、1週間が経ちました。

3月は、別れの季節ですね。

先週は(今日もなのですが)、街を歩いていると、胸ポケットに花を刺した高校生や袴姿の大学生を見かけました。

 

別れには、たくさんの感情が伴います。寂しさや不安という感情もあれば、その人がいなくなってしまうことへの怒りなんていう感情もあるかもしれません。

しかし、いずれの感情も、その人と出会ったという事実、そして、それに伴う喜びがあったからこそなんだろうなと感じます。

 

リワークの中でも、たくさんの出会いと別れがあります。

今月も新たに参加されたメンバーさんもいれば、既に卒業されたメンバーさんや卒業を控えておられるメンバーさんもいます。

考えてみれば当たり前のことなのですが、出会いと別れがあるということ。これがリワークの特徴?醍醐味?なのではないかなんて思っています・・・

リワーク参加して生まれた出会い、別れがあります。それがあるからこそ、他のメンバーさんと、別れまでにどのように関わりをしていくかがとても大事になります。

そして、リワークで学んだ関わり方は、きっと職場でも他の環境でも活かされるはずです。それはみなさんがここで得た力だと思うからです。

 

卒業される方、新しく参加される方、まだリワークで頑張るという方、どなたにとっても素敵な出会いと別れの季節になることを祈っています。

 

 

 

 

2021年2月17日水曜日

気づくということ

徐々に暖かくなっていくのかと思いきや急に寒くなって、体調を維持するのが難しく感じていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
週末からはまた気温が上昇するようですし、毎日天気予報をチェックして調整できる服装でお過ごしくださいね。


さて、本日の日直さんが「気づくことと気づかないこと」をテーマに朝の一言を話してくださいました。リワークプログラムでも、一つの物事に対し多方面からフィードバックをもらう事で、日々たくさんの気づきに直面しています。

会話の中や、仕事のやり方でも自分都合だけで進めていけば「なんで通じないんだ」「この人とはやり方が違ってやりにくい」とマイナスの感情が出現しやすいかもしれません。
その感情のままプイッと拒絶してしまえば何も発展しませんが、一呼吸置いて振り返ってみてください。気の知れた友人や家族に相談してもいいでしょう。違う見方をすることで、その時体験できなかった気づきに出会えるかもしれません。

全ての体験がいいように変化するとはいきませんが、気持ちが楽になるのであれば実践してみるのもいいと思うのです。

言われてみれば当たり前と感じることも、意識して見なければなかなか気づきにくいものです。私自身今日の一言を聞いて、改めて大切にしたいと感じたので、みなさんと共有できれば幸いです。

2021年2月12日金曜日

リワークでの手応えって?

「リワークにいるときは、休職に至った職場の時と違って、安心して過ごせたら。」そうメンバーは思うでしょう。

そう過ごして欲しいと、私たちも思います。

でも、安心して過ごせるという意味が、リワークが現実から切り離された場所になっているという意味では困ります。リワークは、現実に向かっていくための場所なのですから。

そしてリワークに参加していると、何らかの危機が訪れます。例えば、

・欠席が増えて出席率が下がってくる。

・苦手なプログラムが出てくる。

・グループの中に溶け込めない。

・苦手なメンバーが出てきた。

・スタッフとの関係が悪くなってくる。

・他のメンバーの優秀さと自分を比べて、劣等感に陥る。

こうした危機によって、リワークは苦痛な場所になります。リワークに来ることが嫌になります。

職場では、その結果、休職に至ってしまったのかもしれません。

当然私たちは、メンバーに、職場と同じことを繰り返して欲しくはありません。リワークで体験している危機を、一緒に考えて、踏みとどまり、新しい経験にしてもらいたい。

そう思って、メンバーに関わります。

「リワークでの手応え」ということを考える時

――職場で辛いときに繰り返されていた行動や考えがあったとことにメンバーが気づき、でもやっぱりリワークでも同じように辛くなるのだけれども、今度は以前とは違う何か新しい経験として、そのメンバーにもたらされる――ということを考えたいのです。

これは言葉で言うほと簡単なことではない。それは、わかります。

苦手なプログラムが得意になることはないし、嫌な人が好きになる訳でもないかもしれない。他のメンバーに比べて自分は出来ていないという最初の劣等感は、参加が長くなるにつれて確信に変わっていくかもしれない。信頼がなくなったと思った相手には、何を言われても不信感が募るばかり。自分が良いように変化できている感じがしなくなって、そうなったらリワークは意味がないなと思うかもしれない。

こうした体験は、非常に苦々しく、不快で、苦しいものです。

でも、そうであるからこそ、リワークではそういうメンバーのことを一緒に考えようとします。

その過程で、一体、何をそのメンバーが経験するか。

それが、リワークでの仕事です。

この仕事に意味がないと感じるか。

この仕事を無理矢理、やらされていると感じるか。

この仕事は辛いけれど、やって良かった、と思えるか。

最後に挙げた仕事になったら良いな、と思い、スタッフは一緒に仕事をしますし、その仕事を一緒にしたいと思えるメンバーが少しでも出てきてくれる職場を目指して、このリワークは存在しています。

リワークは、その意味でも、現実に通じている職場です。

だから、リワークで危機が訪れていない、ということは、本当の危機です。それは、その人が、リワークでは自分の現実に向かい合わずに済んだ、ということなのですから。

リワークという職場を終了するときに、何らかの手応えを感じて、その経験を次の現実につなげていって欲しい。そう思います。