2013年4月19日金曜日

出逢うということ

‘出逢う’という言葉には、【人や何かに偶然に行きあう】【ある場所で一緒になる】【出て立ち向かう】といったような意味があるようです。

 春には、新たな職場、新たな人との出会い、それだけでなく、新たに何かを始めて出くわしたことがあるのではないでしょうか。

 CRESSに参加されているメンバーさんで、恩師の退職を送る会に、旧友が100人ほど集まり、30年ぶりに再会を果たしたとおっしゃっておられた方がいらっしゃいました。
 そこから、メールでの連絡だけでなく、ソーシャルネットサービスでもつながって、やりとりしているということを伺いました。

 再会したこと、それだけでなく、そこからまた“つながり”が広がったり、深まっていくこと、そこで、関係の広がりだけでなく、心の広がりを感じさせられました。

 ある方は、夏に向けてどんな花や野菜を育てていこうか考えているとおっしゃっておられました。今の季節を感じ、前の季節に感じたものを、今や未来につなげていくような、能動的な心の動きを感じました。

 何かに出逢うというのは、その出来事そのものだけで言い表せないように思います。
そこには必ず、心が動くこと・動かされることがあるでしょう。
 先ほどの再会場面では、懐かしさや、当時の楽しかった頃の情景などが甦ってきたということを聞きました。
 
 出逢ったとき、自分は何を感じるのか・・・
きっと、喜びや嬉しさだけでなく、戸惑う気持ち、困惑、受け入れられなさ、、、など、さまざまな気持ちが揺れ動くのではないでしょうか。

 それは当然のことのように思います。

 何だか目を背けたくなったり、何だかずっとその出逢いを大切にしていきたいと思ったり、そこで感じた気持ちを、素直に自分の中に目を向けていきながら、気づくことによって、自分にとって、何かいい発見ができるのではないしょうか?

 空を見ると、青い風が行き渡っています。
 少し目線を落とすと、綺麗な色の花が咲いています。
 周りに視線を向けると、新たに何かに取り組んでいる人がいるかもしれません。
 
 周りの変化に目を向けていくこと、季節の中で感じられる独特のものなどに、絶えず心が開かれているということが出逢いそのものに意味を感じられることにつながるのかもしれませんね。






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